Asuku 2016-02-12 00:33:43
p190にある手順2についてですが、
30回目に1の真下にくる数字は「1+等差数列の30番目の和」とありますが、
階差数列であれば「1+等差数列の29番目の和」とならないのはなぜでしょうか。
わかりません。
ご質問いただきありがとうございます。
さっそく、ご回答申し上げます。
問題の数列は,
1,5,13,25,……,(30回目に1の真下にくる数)
を求めるわけですが,「1から30回目に真下にくる数」は,
1そのものを「1番目」として数えると,
その30個後の数字ですから,
「31番目の数」ということになります。
ですから,この「31番目の数」は,
「もとの数列の初項+(階差数列の初項から第30項までの和)」
となるわけですね。
(もとの数列)1,5,13,25,……,(30番目の数),(31番目の数)
(階差数列) 4,8,12,……………,(階差数列の第30項)
階差数列は4,8,12,……,となっていますから,
階差数列のほうは「初項が4で公差が4の等差数列」です。
したがって,
階差数列の初項から第30項の値は,
等差数列の公式から,
(階差数列の第30項)=4+4×(30-1)=120
となります。
よって,階差数列の初項から第30項までの和は,
(4+120)×30÷2=1860
となりますので,もとの数列の第31項は,
1+1860=1861
となります。
林
参考になった:1人
jimukyoku 2016-02-15 10:08:31