kurinkurin 2017-03-03 13:47:35
はじめまして。
経済原論初学者です。
①:補償所得とは、所得をプラスして価格の上がった財の購入に対処する事を通して元の効用を維持するための手段であり、第7節内で解説されたような、所得は変化しない場合での消費議論とは異なると考えてよろしいでしょうか。
②:その場合、問題文中に「このときの需要量を求めよ」とあるのですが、なぜ補償所得を用いて効用を維持しているのにも関わらず解説では所得が変化しない場合の需要量を考えているのでしょうか。
「このときの」という句は、「元の効用を維持するため」にかかるのであって、補償所得を用いて対処した場合の需要量ではないという事ですか?
以上、ご解説頂けると幸いです。
kurinkurinさま
返信遅れました、申し訳ありません。
①について
「補償所得を求めなさい」という問題なので、効用を維持するために必要な所得と元の所得の差を求める必要がありますね。
②について
補償所得は、「元の効用水準を維持するために必要な所得」です。ですから、M*という形で実質的に所得がどれだけ増える必要があるか?を計算しています。
事務局
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jimukyoku 2017-03-09 12:27:31